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HOUSE
奈良県奈良市
under construction
80.84(m2)

奈良市郊外に建つ住宅である。敷地は、古い屋敷が取り壊され細分化されたミニ開発の1区画。

かつての庭に茂っていた樹齢50年を超えるだろうソメイヨシノは、屋敷とともに切り倒された。

その荒涼とした開発風景を目の当たりにした時、周辺に並ぶだろう隣戸に振り回されない建ち方は無いかと考えた。同時に、その建ち方によって、隣戸にも影響を与えられないかと考えた。

建物をねじらせ壁面ラインに凹凸を付け採光・通風を確保すると同時に、凹部分を駐車場・中庭・設備置場・庭とし、断面方向にも凹凸を付け、南側を低く抑えることで眺望を確保している。

内部は、ねじれながらも一続きの空間とし、諸室を緩やかに分節するとともに、家全体を大きな振幅をもって移動できるよう意図した。

西隣の区画は、業者の開発を免れるテクニックによって数年間の空地であることがわかったので、庭として暫定利用することを試みている。

結果、敷地と周辺環境を使い切った状態で、住宅は建ち上がろうとしている。