せがわ税理士事務

type :
office
location :
京都市中京区
date :
2007.8
size :
54.27m2
photo :
河田弘樹
税理士事務所の新装である。
求められた緒室が分節・完結されなければいけない関係性の中で、唯一連続が許されたのは真ん中に置かれた打ち合わせ室の窓だった。
その窓に注目した。
窓によって仕切られる二つの空間は、既存部分と新装部分である。その切り替わりをグリーンのガラスを通してみせることで、視線だけを連続させ、色や素材を脱落させる。このことで、ガラスの6ミリという薄さに何倍もの距離と時間を発生させることを試みている。
素材をスタディーするインテリアデザインには、税理士事務所が持つ誠実さという性格から「フェイクの材料を使わない」というルールを決めた。そう決めただけで、東西南北を知った時のように頭の中が動き出し、流れのなかで決定していくことが出来た。
選び出した、ガラス・麻・和紙・突板・アルミからBGMのようなゆったりとした空気感が滲み出ている。
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